1. アート療育(アート療法、アートセラピー)

 

アート療育(アート療法、アートセラピー)とは

アート療育では、塗り絵や絵画などの「非言語による表現」を通して、お子さまの言葉にできない複雑な心の状態を読みとり、それに基づいて、心理的な解決と安定にむけた働きかけをすることで、個々のお子さまらしい成長を導き出していきます。

ただ、お子さまの観察や発達のみを、目的とするものではありません。
何よりも、お子さまに、安心できる環境で、表現を楽しんでいただくことを大切にしています。

豊かな色彩に囲まれ、画材の質感に触れながら、少しずつ自由な表現が引き出されることによって、お子さまの心の内面が表出され、解放・浄化され、効果がもたらされます。

アート療育(アート療法、アートセラピー)の役割

一見、のびのびと自己表現しているようなお子さまでも、大人には思いもよらないストレスを、
自覚すらないまま抱えていることがあります。

あたりまえのことではありますが、子どもは大人と比べて人生経験が少なく、ことばの発達も未熟です。
そのため、日常生活の中で、さまざまな困りごとに突きあたります。

しかし、全く初めての経験の中では、自分が何にどう困っているのかも、悩み方もわからないまま、心が立ち止まったような状態になってしまうことがあります。
そして、元気をなくしたり、イライラしたり、「おなかが痛い」「頭が痛い」などの体調不良をおこしてしまうことも、よくあります。

とくに、発達の偏りの影響で、言語で十分に心を表現することができにくい場合は、自分の気持ちに気づき、整理し、納得し、解決に向かういら立ちや不安感を抱えやすくなります。アート療法士は、そんなとき、お子さまに寄り添います。

お子さまの表現の色や形、タッチなどを分析しながら、お子さまの無意識の心を探り、
お子さまの気持ちの発散や解決につながる表現を引き出していきます。

そして、それが、お子さまの、さらなる成長へとつながっていくよう、お手伝いをいたします。

 

アート療育の基礎資格と対応

アート療育は、アート療法士、保育士、児童指導員、イラストレーターなどが連携して実施いたします。

ハーティーラボラトリーでは、個別支援だけでなく集団支援でも、
お子さまのアート活動の観察と分析を定期化し、個別支援計画に反映し、必要に応じた助言やご提案を行います。

ハーティーラボラトリーのアートの部屋

アート療育作品作成中

2. カウンセリング・各種心理療法

カウンセリングと心理療法のご利用が可能です。
ご相談内容に応じて、心理分野の有資格者・教育機関を含む公的機関での心理専門職経験者などが対応いたします。
詳しくはお問い合わせください。

 

カウンセリングのイラスト

3. 発達検査

ハーティーラボラトリーでは、wisc-Ⅳなどの発達検査を実施しています。

詳細はお問い合わせください。

WISC(ウイスク)